はじめて野菜を栽培する人へ。家庭菜園でのミニトマトの育て方

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わびさびすと
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防衛省、市役所職員を経て航空業界(外資系)で働く30代、わびさびすと(@wabisabist)です。

この記事で解決できる悩み
  • ミニトマトを育ててみたい!
  • でも、はじめてだから何もわからない…
  • ゼロからミニトマトの育て方を教えてほしい!
解決します!

この記事で紹介する『はじめて野菜を栽培する人へ。家庭菜園でのミニトマトの育て方』を実践すると、今まで野菜を栽培したことがない人でも立派なミニトマトを育てることができるようになります。


なぜなら、私がサラリーマンとして働きながら野菜作りを始めたときに、わからなかったことをこの記事にすべて詰め込んでいるからです。


この記事では、 野菜を育てたことがない人でもよくわかるミニトマトの栽培方法を紹介します。


記事を読み終えると、野菜作りを始める上での不安や疑問はなくなって、簡単にミニトマトの栽培を始めることができますよ。

わびさびすと
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私もまだまだ初心者なので、中級~上級者には向かない内容です。

ミニトマトの栽培カレンダー

まずはミニトマトの育て方の全体像を見てみましょう。

  • 4月中旬
    土作り
    石灰・元肥の投入、畝立て、マルチング
  • 5月上旬
    植え付け
    苗を購入して植え付け
  • 5月中旬~8月下旬
    管理作業
    支柱立て、誘引、水やり、芽かき、摘心など
  • 7月上旬~10月中旬
    収穫
    枯れるまで長期にわたって収穫

5月上旬に植え付け、7月上旬〜10月中旬まで長期にわたって収穫できます。

わびさびすと
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あくまで目安なので、地域によって多少時期をずらしてください。


上のカレンダーを見て、すでにわからない言葉があるとは思いますが、後ほどわかりやすく説明しますので安心してください。

ミニトマトの土作り

ミニトマトに限らず、はじめて野菜を栽培するときに戸惑うのが土作りですよね?


どんな野菜作りでも、土作りの基本的な手順は同じです。

  • 植え付けの3週間前
    堆肥の投入
    水はけや水持ち、通気性の良いふかふかの土を作る
  • 植え付けの2週間前
    石灰の投入
    栽培する野菜に合った酸性度(pH)に調整する
  • 植え付けの1週間前
    元肥の投入
    植物の発育を促す栄養を施す
  • 植え付けの1週間前
    畝立て
    畑の土を細長く盛り上げる
  • 植え付けの1週間前
    マルチング
    土をシートなどで覆う

以上の手順をもとに、栽培する野菜の特徴に合わせてアレンジします。


ミニトマトの根はよく伸びるので、まずは深くまで耕します。


また、ミニトマトの原産地は中南米などの比較的冷涼で昼夜の温度差が大きい乾燥地域なので、過湿に弱いのが特徴です。


よって、排水性が良くない場所では高畝にしたり、マルチングで根元への雨の侵入を防ぐなどのアレンジを加えます。

わびさびすと
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詳しくは次のとおりです。

堆肥の投入

堆肥たいひとは、有機物(落ち葉、雑草、生ごみ、米ぬか、油粕、畜ふんなど)を微生物の働きで発酵・分解させて作ったものです。


堆肥の主な効果は次の3つ

  • 土をふかふかにする
  • 病害虫に強くなる
  • 肥料持ちがよくなる

堆肥を投入するとしばらく土が乾きやすくなるので、植え付けの週間ほど前に行います。

石灰の投入

石灰は、栽培する野菜に合った酸性度(pH)に調整します。


ほとんどの野菜はpH6.0〜6.5あたりの弱酸性土壌でよく育ちます。


1㎡あたり苦土石灰200g程度を混和させておきます。


石灰を土に混ぜ込んでから効果が出るまで多少時間がかかるため、植え付けの週間ほど前に行います。

元肥の投入

元肥もとごえとは、植え付け前に与える肥料のことです。
一方で、野菜の生育に従って与える肥料を追肥おいごえといいます。


ミニトマトは、茎葉を伸ばしながら実をつけるので、肥料切れしないようにします。


ただし、元肥が多いと葉や茎ばかりが成長して実がつかない「つるぼけ」になりやすいので、1㎡あたり肥料100g程度を混和します。


肥料は「マイガーデンベジフル」のようなバランスのとれた配合肥料がおすすめです。

畝立て

畝立てうねたてとは、野菜の種をまいたり、苗を植えたりするために、畑の土を細長く盛り上げた「畝」をつくることです。


畝立ての主な効果は次の4つ

  • 水はけや通気性がよくなる
  • 根が張りやすくなる
  • 地温が上がりやすくなる
  • 作業性がしやすくなる

ほとんどの野菜作りでは畝立てをしたほうがいいです。


では、次に畝立てのポイントです。

  • 南北に向けるのが基本 ⇒ 日光を効率よく受けられる
  • 畝の幅は60〜100cm ⇒ 作業しやすい幅
  • 畝と畝の間は60cm ⇒ 狭すぎると日当たりや風通しが悪くなる

ミニトマトは水分の影響を強く受けます。
そのため、大雨で浸水しないように、できる限りの高畝にすることをおすすめします。

マルチング

マルチングとは、土をシートなどで覆うことです。


マルチングの主な効果は次の4つ

  • 地温の調節
  • 雑草の抑制
  • 乾燥防止
  • 病気予防

マルチングの最大のメリットは地温の調節と雑草の抑制で、この目的に万能に使えるものが「黒色マルチ」です。

ミニトマトの植え付け

ミニトマトの植え付けは5月上旬頃が適しています。


少し暖かければ4月下旬頃でも大丈夫です。


この頃になるとホームセンターなどでミニトマトの苗がたくさん並ぶようになります。


ただ、野菜の栽培をしたことがない人にとって「どんな苗を買えばいいのか」「どのように植えればいいのか」など、いろんな疑問が浮かびます。

わびさびすと
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私も家庭菜園を始めた頃は何もわからずとても困りました。


結論としては、以下に紹介する3つを抑えておけばOKです。

ミニトマトの良い苗の選び方

ミニトマトの苗には、種から育てられた実生苗みしょうなえと、病気に強い品種に接ぎ木をした接木苗つぎきなえの2種類があります。


それぞれの特徴は次のとおりです。

実生苗
  • 安い
  • 成長が遅い
  • 病気になりやすい
接木苗
  • 高い
  • 収穫期間が長い
  • 病気になりにくい
わびさびすと
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個人的には接木苗がおすすめです。


次に苗選びで覚えておきたいことです。


一般的に良い苗の特徴は主に次の5つです。

  • 茎が太く、まっすぐ伸びている
  • 葉に厚みがある
  • 葉の色が濃い
  • 葉が密集している
  • 株元が安定しており、ぐらついていない

良い苗の特徴にあった苗を選んでおけば、問題はありません。


ただし、ポットの中で根が絡まっていたり、すでにアブラムシがついているような苗は避けたほうがいいでしょう。

ミニトマトの苗の植え付け方法

ミニトマトは本葉が8〜9枚出て、1番花が咲き始めた頃に植え付けます。


ミニトマトの苗の基本的な植え付け方法は以下のとおりです。

  • STEP1
    植え付け前にポットごと水につけて吸水させておく
  • STEP2
    苗と苗の間は50㎝ほど離して植え付ける
  • STEP3
    植え付け直後は仮支柱を立てて苗を支える

実生苗の場合は、寝かせ植えがポイントです。


トマトは茎から根が出やすいので、寝かせて植えて、茎の部分から根(不定根)を出させます。


寝かせ植えをすることで、吸水力、吸肥力が高まり、収穫量を増やすことができます。

ミニトマトのコンパニオンプランツ

コンパニオンプランツとは、一緒に植えることでよい影響をあたえる植物のことです。


ミニトマトと一緒に植えることで良い影響を与えるコンパニオンプランツには次のようなものがあります。

  • バジル、パセリ、ニラ:においによる害虫よけ、根の水分吸収の違いによる相互成長
  • レモンパーム:においによる害虫よけ、ミツバチなどによる受粉効果
  • ネギ:におい、天敵による害虫よけ、根に共生する菌類で病気予防
わびさびすと
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あまり植えすぎると、成長を妨げるので1種類がおすすめです。


ミニトマトの管理作業

ミニトマトの苗を植えたら終わりではありません。


収穫までの作業には次のようなものがあります。

  • 支柱立て
  • 仕立て
  • 誘引
  • 水やり
  • 追肥
  • わき芽かき
  • 下葉かき
わびさびすと
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作業と言ってもそんなに難しくないし、野菜の成長を見られるので楽しいですよ。

ミニトマトの支柱立て

畝が1列なら直立型ですが、2列なら合掌型の支柱にすると安定します。


まず直立型の支柱の立て方です。

  • STEP1
    苗の近くに支柱を垂直に挿す
    浅いと風で倒れてしまうため、30cm以上挿す
  • STEP2
    畝の両端に支柱を挿す
    強度を上げるため、なるべく太い支柱にする
  • STEP2
    横方向に支柱を渡して補強
    麻ひもやビニール紐を使ってしっかり固定


次に合掌型の支柱の立て方です。

  • STEP1
    苗の近くに支柱を垂直に挿す
    浅いと風で倒れてしまうため、30cm以上挿す
  • STEP2
    2つの畝の両端から交差するように斜めに支柱を挿す
    強度を上げるため、なるべく太い支柱にする
  • STEP2
    横方向に支柱を渡して補強
    麻ひもやビニール紐を使ってしっかり固定
わびさびすと
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苗を植えたあとに挿す場合は、根を痛めないように少し離れた位置に挿しましょう。


支柱にはいろいろな長さや太さのものがありますが、突起がついたイボ竹タイプが誘引作業がしやすくなるのでおすすめです。

ミニトマトの仕立て

仕立てとは、幹や枝、葉などがある程度成長した樹木を、目的とする姿につくりあげることです。


ミニトマトの仕立ては、「1本仕立て」「2本仕立て」になります。


それぞれの特徴は次のとおりです。

1本仕立て
  • 大きな実がなりやすい
  • 株の中まで光と風が入り、病害虫の被害を受けにくい
2本仕立て
  • たくさんの実がなりやすい
  • 茎葉が茂りすぎない

どちらにもメリットはありますが、基本的には「1本仕立て」で真っすぐ伸ばしていくことが多いです。

ミニトマトの誘引

誘引とは、目標にしている形(多くの場合直立した状態)を維持するために茎と支柱を固定することです。


主茎が伸びてきたら、大きさに合わせて誘引していきます。


茎と支柱を8の字型に紐をかけて結びます。

わびさびすと
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あまりきつく結ぶと茎を傷めつけるので注意しましょう。

ミニトマトの水やり

ミニトマトは過湿に弱いので、水やりは植え付けの1回だけで水やり不要と言われています。


一方で、トマトの実が裂ける裂果の原因は、乾燥状態からの降雨によるもので、普段から水やりをしていれば、裂果を抑えられるとも言われています。

わびさびすと
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戸惑うところですが、私はバジルなどのコンパニオンプランツを植えているので普通に水をあげています。

ミニトマトの追肥

追肥おいごえとは野菜の生育に従って与える肥料のことです。


ミニトマトの追肥は、開花して実がつきはじめた頃に行います。


追肥は、張り出した葉の真下あたりにスプーン1杯ほどの化成肥料を施します。

ただし、茎が太く葉の色が濃く、葉が内側に丸まっているなど、養分が多すぎる状態であれば追肥不要です。

ミニトマトのわき芽かき

ミニトマトのわき芽は葉のつけ根から次から次へと出てきます。


わき芽かきをしないと茎葉が茂りすぎて、風通しも悪くなるため、わき芽は全部取ります。


わき芽は伸びてしまうと主枝と区別しづらくなるので、早めにかき取ります。


わき芽かきの注意点は以下のとおりです。

  • 手で摘み取る ⇒ ハサミで切ると病気になるおそれ
  • 晴れた日の午前中に摘み取る ⇒ 切り口が早く治る
わびさびすと
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週に一度はわき芽かきをしましょう。

ミニトマトの下葉かき

下葉かきとは、収穫期の果実より下に茂っている古い葉を全てかき取り、主茎だけのスッキリした状態にすることです。


果実より下に茂っている葉は、上の果実に養分を送らないので不要です。


下葉かきをすることで、風通しを良くなり、病害虫の発生を予防し、作業性も向上します。

ミニトマトの収穫

ミニトマトは7月上旬〜10月中旬まで長期にわたって収穫できます。


ミニトマトは、収穫が遅れると裂果や落果の原因となるので、収穫の目安を基準に早めに収穫しましょう。


ミニトマトの収穫の目安は次のとおりです。

  • 開花後55〜60日経った頃
  • ガクが反り返ったら収穫
  • へたの近くまで赤くなったものから順番に収穫
わびさびすと
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ミニトマトは、光合成で作った養分を夜に実へ蓄えるので、早朝に収穫したほうがいいです。


収穫では、ガクのすぐ横の少し太くなった部分を折ると簡単にとれます。

家庭菜園でのミニトマトの育て方:まとめ

この記事で紹介する『はじめて野菜を栽培する人へ。家庭菜園でのミニトマトの育て方』を実践すると、野菜作りを始める上での不安や疑問はなくなって、簡単にミニトマトの栽培を始めることができます。


ミニトマトの育て方の全体像を整理してみましょう。

  • 4月中旬
    土作り
    石灰・元肥の投入、畝立て、マルチング
  • 5月上旬
    植え付け
    苗を購入して植え付け
  • 5月中旬~8月下旬
    管理作業
    支柱立て、誘引、水やり、芽かき、摘心など
  • 7月上旬~10月中旬
    収穫
    枯れるまで長期にわたって収穫

このポイントを理解して、しっかりとミニトマトを育てれば、7月には美味しいミニトマトを収穫できるようになりますよ!

わびさびすと
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皆さんのミニトマトが立派に育ちますように!


もっと詳しく勉強したい人にはこちらの本をおすすめします。

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