はじめて野菜を栽培する人へ。家庭菜園でのキュウリの育て方

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わびさびすと
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防衛省、市役所職員を経て航空業界(外資系)で働く30代、わびさびすと(@wabisabist)です。

この記事で解決できる悩み
  • キュウリを育ててみたい!
  • でも、はじめてだから何もわからない…
  • ゼロからキュウリの育て方を教えてほしい!
解決します!

この記事で紹介する『はじめて野菜を栽培する人へ。家庭菜園でのキュウリの育て方』を実践すると、今まで野菜を栽培したことがない人でも立派なキュウリを育てることができるようになります。


なぜなら、私がサラリーマンとして働きながら野菜作りを始めたときに、わからなかったことをこの記事にすべて詰め込んでいるからです。


この記事では、 野菜を育てたことがない人でもよくわかるキュウリの栽培方法を紹介します。


記事を読み終えると、野菜作りを始める上での不安や疑問はなくなって、簡単にキュウリの栽培を始めることができますよ。

わびさびすと
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私もまだまだ初心者なので、中級~上級者には向かない内容です。

キュウリの栽培カレンダー

まずはキュウリの育て方の全体像を見てみましょう。

  • 5月中旬
    土作り
    石灰・元肥の投入、畝立て、マルチング
  • 5月上旬
    植え付け
    苗を購入して植え付け
  • 5月中旬~7月下旬
    管理作業
    支柱立て、誘引、水やり、芽かき、摘心など
  • 6月上旬~8月下旬
    収穫
    枯れるまで長期にわたって収穫

5月上旬に植え付け、6月上旬〜8月下旬まで長期にわたって収穫できます。

わびさびすと
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あくまで目安なので、地域によって多少時期をずらしてください。


上のカレンダーを見て、すでにわからない言葉があるとは思いますが、後ほどわかりやすく説明しますので安心してください。

キュウリの土作り

キュウリに限らず、はじめて野菜を栽培するときに戸惑うのが土作りですよね?


どんな野菜作りでも、土作りの基本的な手順は同じです。

  • 植え付けの3週間前
    堆肥の投入
    水はけや水持ち、通気性の良いふかふかの土を作る
  • 植え付けの2週間前
    石灰の投入
    栽培する野菜に合った酸性度(pH)に調整する
  • 植え付けの1週間前
    元肥の投入
    植物の発育を促す栄養を施す
  • 植え付けの1週間前
    畝立て
    畑の土を細長く盛り上げる
  • 植え付けの1週間前
    マルチング
    土をシートなどで覆う

以上の手順をもとに、栽培する野菜の特徴に合わせてアレンジします。


ちなみにキュウリの原産地はインドのヒマラヤ山麗で、夏野菜の代表格です。
根は浅く張るので根が張りやすいように深さ15cmまでよく耕します。

わびさびすと
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詳しくは次のとおりです。

堆肥の投入

堆肥たいひとは、有機物(落ち葉、雑草、生ごみ、米ぬか、油粕、畜ふんなど)を微生物の働きで発酵・分解させて作ったものです。


堆肥の主な効果は次の3つ

  • 土をふかふかにする
  • 病害虫に強くなる
  • 肥料持ちがよくなる

堆肥を投入するとしばらく土が乾きやすくなるので、植え付けの週間ほど前に行います。

石灰の投入

石灰は、栽培する野菜に合った酸性度(pH)に調整します。


ほとんどの野菜はpH6.0〜6.5あたりの弱酸性土壌でよく育ちます。


1㎡あたり苦土石灰200g程度を混和させておきます。


石灰を土に混ぜ込んでから効果が出るまで多少時間がかかるため、植え付けの週間ほど前に行います。

元肥の投入

元肥もとごえとは、植え付け前に与える肥料のことです。
一方で、野菜の生育に従って与える肥料を追肥おいごえといいます。


キュウリは成長が早いので、肥料切れしないようにします。


キュウリの根は浅く広く張るので、畝全体に元肥を鋤きこんでおきます。
ただし、元肥で大量の肥料を与えると根やけを起こして生育が悪くなるので注意しましょう。


肥料は「マイガーデンベジフル」のようなバランスのとれた配合肥料がおすすめです。

畝立て

畝立てうねたてとは、野菜の種をまいたり、苗を植えたりするために、畑の土を細長く盛り上げた「畝」をつくることです。


畝立ての主な効果は次の4つ

  • 水はけや通気性がよくなる
  • 根が張りやすくなる
  • 地温が上がりやすくなる
  • 作業性がしやすくなる

ほとんどの野菜作りでは畝立てをしたほうがいいです。


では、次に畝立てのポイントです。

  • 南北に向けるのが基本 ⇒ 日光を効率よく受けられる
  • 畝の幅は60〜100cm ⇒ 作業しやすい幅
  • 畝と畝の間は60cm ⇒ 狭すぎると日当たりや風通しが悪くなる


キュウリは過湿や乾燥に弱く、排水性や通気性が悪いとよく育ちません。
排水性を高めるために高畝にすることをおすすめします。

マルチング

マルチングとは、土をシートなどで覆うことです。


マルチングの主な効果は次の4つ

  • 地温の調節
  • 雑草の抑制
  • 乾燥防止
  • 病気予防

マルチングの最大のメリットは地温の調節と雑草の抑制で、この目的に万能に使えるものが「黒色マルチ」です。

キュウリの植え付け

キュウリの植え付けは5月上旬頃が適しています。


少し暖かければ4月下旬頃でも大丈夫です。


この頃になるとホームセンターなどでキュウリの苗がたくさん並ぶようになります。


ただ、野菜の栽培をしたことがない人にとって「どんな苗を買えばいいのか」「どのように植えればいいのか」など、いろんな疑問が浮かびます。

わびさびすと
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私も家庭菜園を始めた頃は何もわからずとても困りました。


結論としては、以下に紹介する3つを抑えておけばOKです。

キュウリの良い苗の選び方

キュウリの苗には、種から育てられた実生苗みしょうなえと、病気に強い品種に接ぎ木をした接木苗つぎきなえの2種類があります。


それぞれの特徴は次のとおりです。

実生苗
  • 安い
  • 成長が遅い
  • 病気になりやすい
接木苗
  • 高い
  • 収穫期間が長い
  • 病気になりにくい
わびさびすと
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個人的には接木苗がおすすめです。


次に苗選びで覚えておきたいことです。


一般的に良い苗の特徴は主に次の5つです。

  • 茎が太く、まっすぐ伸びている
  • 葉に厚みがある
  • 葉の色が濃い
  • 葉が密集している
  • 株元が安定しており、ぐらついていない

良い苗の特徴にあった苗を選んでおけば、問題はありません。


ただし、ポットの中で根が絡まっていたり、すでにアブラムシがついているような苗は避けたほうがいいでしょう。

キュウリの苗の植え付け方法

キュウリは本葉が3〜4枚出てた頃に植え付けます。


キュウリの苗の基本的な植え付け方法は以下のとおりです。

  • STEP1
    植え付け前にポットごと水につけて吸水させておく
  • STEP2
    苗と苗の間は50~60㎝ほど離して植え付ける
  • STEP3
    植え付け直後は仮支柱を立てて苗を支える
わびさびすと
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晴天の暖かい日の午前中に植え付けると、よく根付きますよ。

キュウリのコンパニオンプランツ

コンパニオンプランツとは、一緒に植えることでよい影響をあたえる植物のことです。


キュウリと一緒に植えることで良い影響を与えるコンパニオンプランツには次のようなものがあります。

  • ラディッシュ:においによる害虫よけ、根の水分吸収の違いによる相互成長
  • ネギ:におい、天敵による害虫よけ、根に共生する菌類で病気予防
わびさびすと
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あまり植えすぎると、成長を妨げるので1種類がおすすめです。


キュウリの管理作業

キュウリの苗を植えたら終わりではありません。


収穫までの作業には次のようなものがあります。

  • 支柱立て
  • 水やり
  • 追肥
  • わき芽かき
  • 下葉かき
わびさびすと
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作業と言ってもそんなに難しくないし、野菜の成長を見られるので楽しいですよ。

キュウリの支柱立て

畝が1列なら直立型ですが、2列なら合掌型の支柱にすると安定します。


まず直立型の支柱の立て方です。

  • STEP1
    苗の近くに支柱を垂直に挿す
    浅いと風で倒れてしまうため、30cm以上挿す
  • STEP2
    畝の両端に支柱を挿す
    強度を上げるため、なるべく太い支柱にする
  • STEP2
    横方向に支柱を渡して補強
    麻ひもやビニール紐を使ってしっかり固定


次に合掌型の支柱の立て方です。

  • STEP1
    苗の近くに支柱を垂直に挿す
    浅いと風で倒れてしまうため、30cm以上挿す
  • STEP2
    2つの畝の両端から交差するように斜めに支柱を挿す
    強度を上げるため、なるべく太い支柱にする
  • STEP2
    横方向に支柱を渡して補強
    麻ひもやビニール紐を使ってしっかり固定
わびさびすと
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苗を植えたあとに挿す場合は、根を痛めないように少し離れた位置に挿しましょう。


支柱にはいろいろな長さや太さのものがありますが、突起がついたイボ竹タイプが誘引作業がしやすくなるのでおすすめです。

キュウリの誘引

誘引とは、目標にしている形(多くの場合直立した状態)を維持するために茎と支柱を固定することです。


主茎が伸びてきたら、大きさに合わせて誘引していきます。


茎と支柱を8の字型に紐をかけて結びます。

わびさびすと
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あまりきつく結ぶと茎を傷めつけるので注意しましょう。


キュウリネットを使用するとツルが自然に絡みつくので誘引の手間が省けます。

キュウリの水やり

キュウリの95%以上は水分であり、水やりは実を大きくさせるためにとても重要です。


そのため、水分が不足すると実が大きくならなかったり、曲がり果や尻細り果など「変形果」になります。

わびさびすと
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しっかりと水をあげましょう。

キュウリの追肥

追肥おいごえとは野菜の生育に従って与える肥料のことです。


キュウリの追肥は、実がなりだした頃に1回目の追肥を行います。
1回目の追肥以降は、2週間に1度のペースで追肥します。


追肥は、1回目は株元に、2回目は畝の肩に施すなど、根の成長に合わせて施します。

わびさびすと
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一度に大量の肥料を与えると根やけを起こすので、少しずつ何度も追肥することで調整します。

キュウリのわき芽かき

基本的に5節〜8節までのわき芽は全て除去してしまいます。


それより上にあるわき芽は子づるとして伸ばします。


わき芽かきの注意点は以下のとおりです。

  • 手で摘み取る ⇒ ハサミで切ると病気になるおそれ
  • 晴れた日の午前中に摘み取る ⇒ 切り口が早く治る
わびさびすと
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ミニトマトほど神経質にわき芽かきをしなくてもよさそうです。

キュウリの下葉かき

下葉かきとは、収穫期の果実より下に茂っている古い葉を全てかき取り、主茎だけのスッキリした状態にすることです。


収穫が始まったら株元の古い葉や大きい葉を取り除いてすっきりさせます。
また、古くなった葉や枯れた葉も、こまめに取り除くようにしましょう。


下葉かきをすることで、風通しを良くなり、病害虫の発生を予防し、作業性も向上します。

キュウリの収穫

キュウリは6月上旬〜8月下旬まで収穫できます。


始めの2〜3本は、小さいうちに収穫したほうが株の成長のために良いです。


キュウリの収穫の目安は次のとおりです。

  • 開花後7〜10日経った頃
  • 長さは20cm〜22cmくらい
わびさびすと
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朝に収穫した方がみずみずしくなります。


キュウリの収穫は、実の表面のトゲがとれると鮮度が落ちてしまうので、首のほうを持ち、ハサミで切って収穫します。



家庭菜園でのキュウリの育て方:まとめ

この記事で紹介する『はじめて野菜を栽培する人へ。家庭菜園でのキュウリの育て方』を実践すると、野菜作りを始める上での不安や疑問はなくなって、簡単にキュウリの栽培を始めることができます。


キュウリの育て方の全体像を整理してみましょう。

  • 5月中旬
    土作り
    石灰・元肥の投入、畝立て、マルチング
  • 5月上旬
    植え付け
    苗を購入して植え付け
  • 5月中旬~7月下旬
    管理作業
    支柱立て、誘引、水やり、芽かき、摘心など
  • 6月上旬~8月下旬
    収穫
    枯れるまで長期にわたって収穫

このポイントを理解して、しっかりとキュウリを育てれば、6月には美味しいキュウリを収穫できるようになりますよ!

わびさびすと
わびさびすと

皆さんのキュウリが立派に育ちますように!


もっと詳しく勉強したい人にはこちらの本をおすすめします。

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