公務員から転職したい人へ。公務員の履歴書と職務経歴書の書き方

公務員の転職
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わび
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航空業界の外資系企業で働く元自衛官・公務員のわびです。詳しい自己紹介はこちら

この記事で解決できる悩み
  • 履歴書と職務経歴書とは?
  • どんなことを書けばいいの?
  • 転職できた人の履歴書と職務経歴書を見たい!
わび
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解決します!

この記事で紹介する『公務員の履歴書と職務経歴書の書き方』を実践すると、企業にとって魅力的な履歴書と職務経歴書を書けるようになります。

なぜなら、私はこの書き方で転職活動で最大の難関と言われる書類選考を7割以上通過したからです。
ちなみに平均的な書類選考の通過率は25%程度と言われています。

この記事では、 公務員の履歴書と職務経歴書の書き方のポイントを紹介します。

記事を読み終えると、履歴書と職務経歴書の書き方で悩むことは一切なくなり、企業にとって魅力的な書類を整えることができますよ。

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履歴書と職務経歴書とは

転職活動では、履歴書と職務経歴書がそろって、初めて正式な「応募書類」となります。

この応募書類は企業とのファーストコンタクトになるので、転職活動の成否を左右する重要な書類となります。

公務員から転職したいのであれば、まず大切なのはしっかりと履歴書と職務経歴書を作成することです。

実際に、私は履歴書と職務経歴書をしっかりと準備して転職活動を始めたところ、20日間で航空業界の外資系企業に転職することができました。

わび
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面接は受けなかったけど、外資コンサル等の書類選考を通過しました。

しかし、初めて転職する人にとっては、まず履歴書と職務経歴書の違いがよくわからないと思います。
履歴書と職務経歴書の違いは下の表のとおりです。

履歴書職務経歴書
基本的なプロフィールを記入今までの職歴の詳細
学歴と職歴は分けて記入履歴書だけでは不足している
情報や携わってきた業務を
詳しく説明
職歴欄には今まで所属した
企業の入社・退社の事実を記入
業務に直接関係のない
プロフィールは不要
志望動機、自己PR欄が
ある場合は記入
職務経歴書に自己PRを記入し、
サマリーを履歴書に記載

履歴書は、企業の採用担当者が応募者のプロフィールを知り、学歴・職歴、所有資格などを確認するための書類です。
一方で、職務経歴書は、その人物がどのような業務の経験を持ち、どんなスキルがあって何ができるのかを判断するための書類です。

比較して気づいたと思いますが、企業が興味があるのは職務経歴書です。

わび
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なかには履歴書を見ない企業もあります。

ちなみにリクナビNEXT の「かんたん作成」機能を使えば、Webで入力した内容で履歴書と職務経歴書が自動作成できます。

 

公務員の履歴書の書き方

まずは履歴書の書き方からです。

企業の人事担当者は履歴書の限られた情報から応募者を判定します。
履歴書の内容だけでなく、写真、書き方、文字なども判定の基準になり得ます。

一般的な履歴書の項目と書き方

履歴書の項目は、メーカーによって記入欄の大きさや内容が少し違っています。

一般的な履歴書の項目は以下のとおりです。

  1. 本人の基本情報(氏名、生年月日、性別、現住所、連絡先)
  2. 学歴・職歴
  3. 資格・免許
  4. 志望動機
  5. 趣味・特技
  6. 通勤時間
  7. 家族の状況(配偶者の有無、扶養家族数)
  8. 本人希望記入欄

公務員が履歴書を書くときに悩むのが「職歴」「志望動機」でしょう。

わび
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特に「職歴」は悩みました…

ここからは「職歴」と「志望動機」の書き方と注意点を紹介します。

公務員の職歴の書き方

職歴は転職において最も重要な項目ですが、職務経歴書(レジュメ)を作成するので、事実を簡潔に書きましょう。

職歴を書くポイントは次の6つ。

  1. 正式名称で、略さずに書く
  2. 在籍していた部署は短期間でもすべて記入する
  3. 年号は履歴書全体で統一する
  4. 応募先に活かせる経験は、部署名の後に記入する
  5. 在職中の場合は「現在に至る」「退職予定」とする
  6. 最後の職歴の1行後に右寄せで「以上」と記入する

以上のポイントをもとに職歴を書いていけばいいのですが、部署名をそのまま書くの?」と疑問を持ったかもしれません。

部署名をそのまま書いて、特に問題ありません。

わび
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自衛隊から市役所に転職した私は次のような感じで書いています。

  • 20〷年4月 陸上自衛隊幹部候補生学校入校
  • 20〷年2月 第〇高射特科大隊配属
  • 20〷年4月 第〇師団司令部第〇部配属
  • 20〷年4月 〇〇方面総監部〇部配属
  • 20〷年8月 〇学校〇部に配属
  • 20〷年8月 陸上自衛隊を退職
  • 20〷年9月 市役所入庁 課に配属

正確に書かないとかえって誤解を与えてしまうので、そのまま書くことをおすすめします。

公務員の志望動機の書き方

志望動機は、なぜ転職しようとしているのかを表す項目です。

志望動機を書く際のポイントは以下の3つ。

  1. なぜその会社を志望するのか
  2. なぜその仕事を志望するのか
  3. 会社にどう貢献できるのか

この3つのポイントを意識して200字程度で書くと、動機がわかりやすく、読みやすい内容になります。

ここでの注意点は、あまり公務員の価値観を前面に出さないことです。

わび
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公務員の価値観は一般企業とは大きく異なりますw

応募する企業の求人情報の「募集要項」「仕事内容」「求める人物像」 にあう内容にしましょう。

 

公務員の職務経歴書の書き方

書類選考の通過率を上げたいのであれば、大切なのは履歴書ではなく職務経歴書です。

なぜなら、企業の人事担当者は職務経歴書のスキルや経験から求める人材かどうかを判断するからです。
また、職務経歴書は書類選考後の面接の際にも使われるので、人事担当者は職務経歴書を重点的に確認します。

わび
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実際に面接でも役員の手元には職務経歴書がありました。

では、職務経歴書の書き方について説明します。

職務経歴書を書き始める前に準備すること

職務経歴書でつまづく人にありがちなのは、いきなりテンプレートに書き込んでいくことです。
職務経歴書を書き始める前に次の2つを準備することを強くおすすめします。

  1. これまでの仕事の整理
  2. 転職したい企業との接点探し

これまでの仕事の整理

まずはこれまでの仕事を「時系列」で整理してみましょう。
いわゆる「キャリアの棚卸」です。

ポイントは、部署ごとに「誰に」「何をして」「結果どうなったか」の要素で仕事内容を書き出すことです。

これによって、経験してきた業務だけでなく、「自分には何ができるか」が明らかになります。
自分にできることが重なりあう部分が自分の強みになります。

わび
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職域能組織図の内容みたいな杓子定規な内容にならないようにしましょう。

ここで「誰に」「何をして」「結果どうなったか」の要素まで分析すると、職務経歴書を書くときに希望する企業にあった魅力的な内容を書くことができます。

また、整理した仕事を全体的に見てみると、自分の特徴、仕事に対するスタンスなども浮かび上がってきます。

転職したい企業との接点探し

職務経歴書を書く際は、転職したい企業の人事担当者が採用後の活躍をイメージしやすいように書くことが重要です。
いくらキラキラした経歴でも転職先で再現できない経歴では、書類選考で落とされます。

先ほどの「これまでの仕事の整理」と同様、転職を希望する企業の仕事を「誰に」「何をして」「結果どうなるか」の要素で書き出して、どのような活躍できるか想像してみましょう。

わび
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「仕事の整理」で自分の強みを上手く抽出できていればこの作業はカンタンです。

転職したい企業で活躍できるビジョンが見えなければ、接点がないということです。
書類選考で落とされる可能性が高く、転職できたとしても活躍できずに後悔するだけです。

 

選考されやすくなる職務経歴書のポイント

企業の人事担当者は、数多くの応募書類に目を通します。
おそらく、ひとつひとつの職務経歴書をじっくりと読む時間はないでしょう。

ですので、「この人に会ってみたい」と感じる職務経歴書に仕上げることが重要です。

「この人に会ってみたい」と思わせるポイントは次の2つ。

  1. 第一印象がいいこと
  2. 担当者が会いたくなる仕掛けを入れること

第一印象がいいこと

職務経歴書を手に取って第一印象が悪ければ、それだけで見てもらえないおそれもあります。

第一印象をよくするコツはいろいろあると思いますが、最低限以下の条件は整えておきましょう。

  1. 見やすいレイアウト:A4で1~2枚で、見出しを見やすく
  2. 読みやすい文章:基本は箇条書きか簡潔な文章
  3. 企業との接点となるキーワード

まずは相手が見やすい職務経歴書を意識しましょう。

担当者が会いたくなる仕掛けを入れる

公務員からの転職で不利なのは、「公務員=つまらない」というイメージが少なからずあること

でも、考え方によっては「公務員=つまらない」は武器にもなります。
相手のイメージを打ち砕くような内容にすると印象に残ります。

つまり「公務員って堅いイメージなのにおもしろそうな人だな」と思わせることです。

たとえば、航空業界の危機管理担当者への転職で「対空ミサイルを撃ったことがある」というワードは非常に効果的でした。

わび
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入社後に「刺激的な職務経歴書だった」とお褒め?の言葉をいただきました。

ただし、使い方によっては逆効果になりますので、用法容量を正しくお使いください。

 

職務経歴書に書く内容

職務経歴書に書く内容は一般的には次の5つです。

  1. 職務要約
  2. 職務経歴
  3. 活かせる経験・知識・技術
  4. 資格
  5. 自己PR

それぞれについて簡単に解説します。

職務要約

職歴を分かりやすく伝えるための項目です。
自分の仕事のあらすじになります。

人事担当者はまず職務要約を見ます。
目につくことを意識して100文字程度にまとめましょう。

職務経歴

業務内容について具体的に記載する項目です。

職務経歴書を書く前に整理した「誰に」「何をして」「結果どうなったか」のなかから特筆すべき内容を書きます。

また、部署の規模や実績などは数字で表すとよりわかりやすくなります。

活かせる経験・知識・技術

転職先の企業で活かせると思われる経験・知識・技術を記載する項目です。
職務経歴で記載した実績とリンクするように簡潔に記載します。

人事担当者が職務要約の次に意識する項目なので、求人票の業務内容との接点を意識して書きましょう。

資格

業務と関連する資格を持っている場合は、必ず記載しましょう。
関連しない資格は並べると逆効果です。

自己PR

最後にアピールする項目です。
年相応のビジネスパーソンとしてどこでも通用する内容を記載します。

20代ならチャレンジ精神、30代ならマネジメント能力といった内容を書きます。

アピールする項目につき、箇条書きの場合は3つ程度文章の場合は5行以内が目安です。
あまりアピール項目が多いと逆効果ですので2つ程度に絞りましょう。

わび
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ダメ押しの項目なので安定感のあるビジネスパーソンであることをアピールしましょう。

 

最後に|履歴書・職務経歴書はエージェントに添削してもらおう

この記事で紹介した『公務員の履歴書と職務経歴書の書き方』を読んで、履歴書と職務経歴書の書き方で悩むことはなくなったと思います。

この記事のポイントを整理してみましょう。

この記事のポイント
  • 履歴書より職務経歴書が重要
  • 履歴書は事実を簡潔に書く
  • これまでの仕事の整理が大事
  • 採用後の活躍をイメージを表現
  • 「会ってみたい」仕掛けを作る

このポイントを理解して、しっかりと履歴書と職務経歴書を整えれば、自分にあった企業にスムーズに転職できるようになりますよ!

 

また、履歴書や職務経歴書は自分で作成した後に他の誰かに一度見せてみるといいです。

おすすめなのは転職エージェントを利用する方法。無料で履歴書・職務経歴書の添削をしてもらえる上、企業との面接の日程調整や内定後の年収交渉などもやってくれます。
当然、企業の紹介もしてくれます。

しかし、初めて転職活動をする人はどのエージェントを利用すればいいのかわからないんですよね。

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