「プログラミングの挫折率は9割近く」⇒理由と挫折しにくい学習方法を紹介

未経験からエンジニア

最近、エンジニアの注目度が上がるにつれて、プログラミング学習を始める人が増えています。

しかし、いざ学習を始めてみると

  • 上達している気がしない
  • 時間を無駄にしている
  • 気づけばYou Tubeを見てしまう

など、「プログラミング難しいしよくわからない!」と感じる人も多いですよね。

僕も大学生のころプログラミングで挫折しており「あと何時間続ければエラーが解決するのだろうか…」と悩んだ記憶があります。

しかし、今は現役エンジニアとして働き、開発リーダーを務めることもある僕が

  • プログラミングの挫折率(データあり)
  • プログラミングの挫折率が高い理由
  • 挫折率を下げる学習方法

についてお話します。

プログラミングの挫折率は9割(データあり)

「プログラミングを難しい…」と感じる人は多いですが、実際の挫折率はどれくらいか気になる方も多いですよね。

実は、プログラミングの挫折率は9割近くになるというデータがあります。

プログラミングの挫折率は9割

侍エンジニア塾の調査によると、プログラミング学習の挫折率は9割になるというデータがあります。

対象者がどのような学習方法を取っていたのか?を調べてみると、半数以上が独学だったそうです。

以前、「転職するまでにどう学習したか?」を独自調査した結果によると、

  • 独学派は半分以下まで減少
  • プログラミングスクール派は30%超えまで増加

となっていることがわかります。

必ずしも「独学は無理」「プログラミングスクールへ行くことが正しい」わけではありませんが、やはり割合として独学が難しいことはわかりますね。

プログラミングスクールへ通っても3割は挫折する?

「では、プログラミングスクールに通ったら挫折しないのか?」と聞かれると、それも少し事情が変わります。

実は、スクールで学習している人の3割程度は卒業する前にいなくなります。

とはいえ、プログラミングスクールでは

  • メンターの存在
  • 体系化されたカリキュラム
  • 学習仲間の存在

など、挫折率が低くなる仕組みが整っています。

「もうプログラミング学習は無理…挫折しそう…」と悩んでいる方は選択肢の1つになりうるでしょう。

たかひろ
たかひろ

挫折率が9割⇒3割に減るだけでも価値は十分あるといえるよ!

 

プログラミングの挫折率が高い5つの理由

では、プログラミングの挫折率が高くなる原因とは一体なぜなのでしょうか。

大きく下記の5つの理由が考えられます。

  • 理由1:エラーを解決できない
  • 理由2:プログラミングを続ける環境がない
  • 理由3:プログラミングの学習目的が明確でない
  • 理由4:書籍が初心者向けではない
  • 理由5:全て独学&無料で学習をしようとする

理由1:エラーを解決できない

初心者のころは、プログラミングのエラーに一度はまってしまうと2〜3時間はすぐになくなります。

2~3時間かけて解決するならまだいいですが、それでも解決できないケースもあります。

エンジニアとして仕事をしていると毎日エラーに直面します。そうしたエラーを自力で解決できる力がつくまでは、かなり辛い期間が続くと言えそうです。

理由2:プログラミングを続ける環境がない

PCや学習する言語を意識する人は多いですが、「学習環境」を作ることを意識する人は少ないです。

具体的に言えば、

  • 自分と同じく継続的に学習する仲間の存在
  • 挫折したときに教えてくれるメンター

など、モチベーションがないときに頑張る理由になる環境です。

これらの環境を作るためには、いくつか方法があり、

  • 勉強会に参加する
  • Twitterなどのコミュニティに入る
  • メンターをつける
  • プログラミングスクールに通う

など様々です。より具体的な方法については以下の記事でも解説しているので合わせてご覧ください。
» プログラミング学習でモチベーションが出ない5つの原因と解決策

理由3:プログラミングの学習目的が明確でない

またプログラミング学習の目的が明確でないことも考えられます。

  • 最近稼げると聞いたから
  • 手に職をつければ安定が得られると思ったから

これらのような安易な理由は、達成までのハードルが高く、挫折率も高い傾向にあります。

以下の記事のように、どんなエンジニアになりたいか?のイメージが持てれば、より挫折率が低くなります。

理由4:書籍が初心者向けではない

プログラミングの書籍を購入したことがある人も多いと思いますが、最初から書籍で学習するのはおすすめしません。

その理由として、書籍で学習を始めると本が分厚すぎて大体の人は終える前に挫折するためです。
» プログラミング学習初心者に本がいらない理由

書籍で学習するのは、ある程度自分の知識がついてから、情報を補う程度に読むのがいいかなと感じます。

理由5:全てを独学&無料で学習しようとする

プログラミングの学習環境は整ってきているため、独学&無料でもスキルアップできるようになりました。

しかし、だからといってプログラミング完全初心者が独学&無料教材のみでエンジニアになるハードルは決して低くありません。

なぜなら、未経験からエンジニアになりたい人も最近は増えてきており、

完全に0から学習しなければならない人

スクールなどで基礎知識を固めてきた人

のどちらかを採用することを考えると、よほど前者のポテンシャルが高くない限りプログラミングスクールなどで学習した人を採用します。

どうしてもお金に困っていてプログラミングスクールに通うほどの余裕はないという方も、少しお金を払うだけで学習のクオリティを上げることは可能なので検討してみてはいかがでしょうか。

 

挫折しにくいプログラミングの学習方法

では、挫折しにくいプログラミングの学習方法を知りたい!と考える人も多いですよね。

ここでは、挫折しにくいプログラミングの学習方法について

  • 意識するべきこと
  • 実際に使うべきサービス

を話していきます。

挫折しにくいプログラミングの学習方法
  • 学習方法1:習うより慣れる学習方法を取る
  • 学習方法2:写経して動くことを確認する
  • 学習方法3:教えてくれる人を探す

学習方法1:習うより慣れる学習方法を取る

全ての知識を身につけてから、プログラミングを学習しようとする人がいますが、おすすめしません。

なぜなら、プログラミングは手を動かして理解できることが多く、知識は最低限で十分です。

したがって、まずはProgateのようなサービスで手をどんどん動かしていきましょう。

Progateは、プログラミング初心者が手を動かすためには最適の教材です。

一部有料ですが十分価値はあるので、以下の講座をまずやってみて、「プログラミングで何ができるのか?」を体感してみるのがいいでしょう。

  • HTML/CSS
  • JavaScript
  • 自分が学習したい言語
たかひろ
たかひろ

まずは自分の書いたコードが動いた!という経験をしよう

学習方法2:写経して動くことを確認する

Progateでなんとなくプログラミングに慣れてきたなーと思ったら、続いてUdemyで写経しながら自分のパソコン環境でプログラミングしていきましょう。

↓Udemyは世界最大のオンライン学習プラットフォームです。様々な講座が低価格で受講できます。
» Udemyのおすすめフロントエンド動画7つを選んでみたので紹介します

書籍や他の学習方法ではなく、Udemyを使う理由としては

  • 初心者がつまづきやすい環境構築ができる
  • 何度も動画を見直すことができる
  • どこで間違ったのかがわかりやすい

といった、リアルタイムに自分の間違った箇所がわかるメリットがあります。

Progateを終えたら(レベルや目的に合わせて)以下の講座を受講することをおすすめします。

フロントエンドエンジニアになりたい人のWebプログラミング入門

HTMLやCSSの基本から分かりやすく解説している動画です。

コードを書くのに使うエディタ(VSCode)の導入や初期設定の方法についても紹介されているので、プログラミングが完全に初めての人でも安心して学習を始められます。

この講座1本で、

  • レスポンシブWebデザイン(スマホ/PCデザイン)
  • jQueryの使い方
  • 非同期通信(画面を更新せずにデータを取得する方法)

といったフロントエンド周りのことが一通り学習できるので、非常にコスパがいいですよ。

超Vue.js 2 完全パック

この動画では、Vue.jsやフロントエンドエンジニアとして必要な以下の知識を網羅してくれています。

この動画で学べること
  • コンポーネント指向
  • Vue Routerによるルーティング
  • Vuexによるstore処理
  • axiosを使った非同期通信処理
  • Firebaseを使ったサーバレスアーキテクチャ構築

動画は17.5時間と少し長いですが、それだけ学習できることも非常に多いです。

もし、自分でアプリケーションを作りたい!と考える人は、この動画の内容を写経した上でオリジナルで作るのが最短コースと言えるでしょう。

PHP+MySQL Webサーバーサイドプログラミング入門

この動画では、PHPの基礎からデータベースを操るSQLという言語、簡単なWebアプリを作る方法まで全て紹介されています。

動画の中ではPHPの開発環境を構築する方法も紹介されているので、この動画のとおりに進めていけば、Webアプリの開発を一通り体験することができます。

動画学習は価格も抑えられるので、おすすめです。

Udemyは月に1度講座が1500円前後になるセールを実施しているのでチェックしてみましょう

学習方法3:教えてくれる人を探す

メンターがいるかいないかでは、習得スピードに大きく差が出ます。

プログラミングにエラーはつきものですし、「プログラミングの挫折率が高い5つの理由」で紹介したようにエラーにつまづいて挫折する人も少なくないためです。

したがって、学習仲間やメンターを探すことは有効な手段です。

勉強会に参加するといった方法もありますが、やはり最も手っ取り早いのはプログラミングスクールに通う手段です。

「プログラミングスクールなんて不要!」と思われるかもしれませんが、

  • メンターの存在
  • 体系化されたカリキュラム
  • 学習仲間の存在

といった環境は意外と馬鹿にはできないものです。

プログラミングスクールは数多くありますが、実際に1週間無料で体験できるTechAcademyが最も低リスクで通えます。

実際に通うとなっても週に2回メンタリングをしてくれるなど、サポートも手厚くおすすめです。まずは、とりあえずお試し感覚で無料体験してみることをおすすめします。

 

まとめ|プログラミングの挫折率は低くない!学習戦略をしっかり立てよう!

ここまでの記事のポイントをまとめます。

この記事のポイント
  • プログラミングの挫折率は9割近く
  • 転職まで独学するのはハードルが低くない
  • プログラミングを教えてくれるメンターを探そう

この記事がもうプログラミングに挫折しそう…という方の助けになれば幸いに思います。メンターを見つけるためにも一度TechAcademyの無料体験に通ってみてくださいね。

きっと行ってよかったと思えますよ。

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