プログラミングの勉強を始めようと思ったときに、まずはProgateからやってみようという人は多いと思います。僕もProgateから学ぶのに賛成です。
しかし、勉強する前に、

- JavaScriptとjQueryの違いって何?
- どこまで学習すればいいの?
- ProgateのJavaScriptコースだとどのくらいのスキルが身につくの?
といった疑問を解消しておきたい人もいるでしょう。
この記事では、現役エンジニアである僕が、これらの疑問にお答えします!
JavaScriptとjQueryの違い

jQueryとは、JavaScriptでよく使う機能を短いコードで使えるようにした技術です。jQuery自体がJavaScriptで書かれているので、親子のような関係です。
例えば、JavaScriptで書くと10行以上にもなるコードを、jQueryなら3行ぐらいで短く書くこともできます。
ちなみに、jQueryのようなものは「ライブラリ」と呼ばれています。jQuery以外にもJavaScriptのライブラリには以下のようなものがあります。
- React
- Vue.js
- Node.js
フロントエンドエンジニアを目指す人は後々勉強することになると思います。
ライブラリについて説明しだすとキリがないので、JavaScriptとjQueryについての説明はここまでにしておきます。そもそも最初から完璧に理解する必要はありませんし、ここまでいけば完璧というものもありません。
今は以下のレベルで理解しておきましょう。
学習をすすめる上での注意ポイント

学習をすすめる上で、以下の2点には注意しましょう。
- JavaScriptの勉強に時間をかけすぎなくてOK
- 勉強は「jQuery」=>「JavaScript」の順番で行うと学習しやすい
JavaScriptの勉強に時間をかけすぎなくてOK
正直、目的によっても違ってきますが、最初からフロントエンドエンジニアを目指すのでなければJavaScriptはそこまで時間をかけて勉強しなくてOKです。
ProgateのJavaScript講座を通して、以下のことが理解できていれば十分です。
そして、以下のことはまだ理解できてなくも大丈夫です。
もちろん全て理解できれば、それ以上に素晴らしいことはありませんが、まずは理解すべき項目をきっちり理解することから始めましょう!
最初からフロントエンドエンジニアを目指す人は、以下の記事を読んでみてください。エンジニアになるまでの学習ロードマップをまとめています。
» JavaScriptの10ステップ勉強法!学習ロードマップを解説
勉強は「jQuery」=>「JavaScript」の順番で行うと学習しやすい
JavaScriptとjQueryを学習している人のよくある疑問の1つとして、どちらから学ぶべきか?というものがあります。
これには様々な意見がありますが、難易度で言えばjQueryの方が低いので、初めて学ぶ人にとってはとっつきやすいです。
そして、Webデザイナーを目指すにしても、Webエンジニアを目指すにしてもjQueryは勉強しておいたほうがいいです。なので、jQueryから勉強するほうがいいと思っています。
また、JavaScriptとjQueryは両方勉強しておいたほうがいいのか疑問に思う人もいるかもしれません。結論、両方学んでおいたほうがいいです。
Webデザイナーを目指すのであればjQueryで事足りることもありますが、全てのサイトでjQueryのみが使用されているとは限りません。ライブラリを使ってないJavaScriptで書かれていることも多いです。
また、JavaScriptとjQueryは親子関係のようなものですが、それぞれ得意分野やできることが異なるため、エンジニアを目指すのであれば最終的にはどちらも身につける必要があります。
ProgateでのJavaScriptとjQueryの勉強手順

これまで紹介してきたことを考慮すると、Progateでは以下の順に学習していくといいでしょう。
TOTAL:15時間10分
上記のコースを進めるにあたって、Progateに課金して有料会員になる必要があります。
とはいっても、月額で1,078円(税込)しかかかりませんし、月に1回同僚とのランチを断れば十分なレベルです。
無料会員でも一部のコースは受けられますが、それほど高額でもありませんし、課金するのが無難かなと思ったりします。
また、実はこの記事の内容は、知識ゼロのプログラミング初心者の方がプログラマーとしてのキャリアをスタートできることを目指す10週間プログラミング講座の第2週目にあたります。
1週目ではHTML/CSSの学習方法を紹介してますが、JavaScriptやjQueryを学習する前にHTML/CSSは学んでおいたほうがいいので、まだ学習できてない方は以下の記事を読んでみてください。
» ProgateはHTML/CSSから始めるべき!その理由と学習の進め方を紹介します
ProgateのJavaScriptコースで身につくスキルレベル

これを言ってしまうと落胆するかもしれませんが、Progateを頑張ったところで現場で通用するスキルは身につきません。
Progateはプログラミングにとっかかるためには最適ですが、スキルを上げていくためのものではありません。
なので、Progateを何回も繰り返しやったり、Progateの内容を覚えようとするのは不毛です。あくまで、JavaScriptやjQueryがどのように動くのかを理解することに重点を置きましょう。
ProgateのJavaScriptコースの後にやるべきは「写経」
では、Progateの次にやるべきことは、実際に手を動かして自分でサイトを作ってみることです。とはいえ、初心者が完全に0から作成するとなるとかなり時間がかかります。
それに、
- Webページを作成するならサイト制作の全体像の理解が必要
- Webページを作成する前にデザインを考える必要がある
といった手間もかかります。
プログラミングスキルを上げたいならば、HTML/CSSとJavaScriptやjQueryの理解を深めていくほうが効率的なので、まずは既存のコピーを作って学習しましょう。
写経のやり方は以下の記事で解説しています。
» Webサイトの写経のやり方とレベル別のステップアップ方法を解説します
本気でJavaScriptエンジニアを目指すならスクールを利用すべき
ここまでの内容を読んで、

もっと手っ取り早くスキルを身につける方法ないの?
と思った人もいるかもしれません。
しかしそんな簡単に新しいスキルを身につけることはできません。僕自身、エンジニアになってから必死に勉強しました。独学で、無料で、最短で、プログラミングスキルを身につけようと思うのは、ちょっと考えが甘いと思います。
とにかく最短でプログラミングスキルを身につけたい、エンジニアに転職したい人はプログラミングスクールを利用するのが手っ取り早いです。
エンジニアのスキルは一生モノです。しかし、年齢を重ねれば重ねるほどエンジニアへの転職はやりづらくなります。失った時間は取り戻せないので、悩むぐらいならプログラミングスクールを利用してみてはいかがでしょうか。
とはいえプログラミングスクールは価格が数十万円もするものが多く、少し手が出せない…と感じますよね。
しかも、Vue.jsやReactのような新しいフレームワークを採用しているコースはほとんどありません。
しかし、TechAcademyのフロントエンドコースであれば、Vue.jsもカリキュラムにしっかりと入っています。

価格もスクールの中ではかなり低価格なのが嬉しいところです。TechAcademyについて簡単にまとめると以下の通りです。
受講料 | 社会人:174,900円(税込)~ 学生:163,900円(税込)~ |
学習期間 | 4週間~ |
学習内容 | フロントエンド全般 |
学習形態 | オンライン |
受講対象 | 制限なし |
先行で申し込みすると受講料がさらに5%割引になるキャンペーンもやっているので、早めに申し込んだほうがお得です。
TechAcademyはプログラミングスクールの中では珍しく無料体験を実施しているので、どうしても不安な方は受けてみるといいでしょう。

他にもおすすめのスクールは以下の記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
» JavaScriptをゼロから学べるプログラミングスクール【8社比較】